口腔インプラント治療の目的は、歯の欠損に対して生体適合性を有する材料でつくられたインプラント体を用いて口腔組織に指示を求め、 これに支持された上部構造を用いて審美と機能の回復を行うことである。
インプラントは咬合力を顎骨にて支えるため、天然歯に似た感覚で咀嚼することができ、 ブリッジのようにほかの歯を削る必要がなくまた入れ歯のような違和感も少ないです。
歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが多くの場合痛みはありません。
ただし、メリットばかりではなく埋入手術が必要であることと感染に弱いためプラークコントロールとメインテナンスが重要であること、 健康保険の適応外であるため治療費が高額であることなどの点に注意が必要です。
ストローマン製品の高い品質と信頼性は、長期治療成績によって裏付けられています。
初診
医療面接と診察
各種検査
診断と治療計画立案
インフォームド・コンセント
インプラント体埋入手術(1次手術)
2次手術
暫間上部構造装着
印象 咬合採得
咬合調整
メインテナンス
Q.インプラント治療は安全ですか?
A.インプラントの材料であるチタンは、生体との馴染みが良く安全な素材で、
金属ではありますがアレルギーを発症する可能性も極めて低いとされています。
インプラント治療は歯の欠損を補うにあたり非常に有効な治療法ですが様々なトラブルも耳にするようになっています。
インプラント体を埋入する手術の規模は親知らずの抜歯と同程度と考えられますが外科処置である以上リスクはゼロではありません。
インプラント治療の中で危ないと危惧される術後の出血やまひなどに関する偶発症が数%の確立で起こることが報告されています。
これらの偶発症は、術前にお口の状態を精密に検査し、CTなどで血管や神経の位置を把握した上で手術を行うことでリスクを大幅に下げることができます。
インプラント治療の利点と欠点を共有し、十分な診察、検査を経て治療を受けられることが重要です。
Q.治療期間はどのくらいですか?
A.治療開始から完了までの期間は個々の症例によって違います。顎骨内に埋入されたインプラント体と骨が結合するまでには一定の期間が必要ですが、この期間は埋入した部位の骨の状態に左右されます。 また骨造成等が必要であればさらに治療期間は長くなることが考えられます。治療期間について治療前にしっかり確認してから治療を受けられてください。
Q.最短いつに手術が可能ですか?
A.抜歯後半年程度治癒期間を待ちCTにて診断を行うことが一般的ですが、抜歯後側時埋入や早期の埋入を行う症例もあります。患者様の状態によっても違いがあるため一度ご相談ください。